戦いの火蓋はきって落とされた。日本語ラップ・シーンのネクスト・ドアーは、ビートの鬼神によって今、開かれる!
ビート、ライム、2人のアーティスト、Chaosと8th Wonder。そんな2組のコラボレーション作品となった"ハドウ"が遂にそのベールを脱ぐ。
中毒性の効いたノイズ、めまぐるしくも綿密に計算されたChaosによるビートに、KSKの吐き溜めた心の叫びがリスナーの神経を脳髄から刺激する"波動の木"が本作のハイライトだが、そのほかのChaosによるセルフ・リミックスにおいても、ハイライト曲に全く引けを取らない作品に仕上がっている。
例えば、日本語ラップの常識を覆す図太いビートにミクスチャー・サウンドで新しい価値を加えた、Masashiの別名義Nejel Mongrelによる"Can You Kill The Sun"のChaos Self Remixは聞き逃せない全世界対応の1曲だ。
そして、あくまでNejel Mongrel / Fake?というメインMCをしっかりと引き立てながらも、Chasによるビートへの拘り、一様には表現できない淡々だがそれでいながらも毒性の強いサウンド、ビート達は耳の肥えた日本語ラップ・ファン、ブレイクビーツ・ファンを圧倒するであろう"揺言"、"donna-shijinmo-saigowa-onajikotowo-kangaeteiru"のChaosセルフ・リミックスを収録。
新感覚サウンドで見せる新しい日本語ラップの世界、もはやこの流れは誰にも止められない!Insector Laboの歴史に残る1枚。
A1. 波動の木 feat.KSK
A2. 波動の木 inst
A3. can you kill the sun? feat. Nejel Mongrel -chaos self remix-
B1. 揺言 “yuri-gon” feat.Nejel Mongrel -chaos remix-
B2. 揺言 “yuri-gon” feat.Nejel Mongrel -chaos remix- inst
B3. donna-shijinmo-saigowa-onajikotowo-kangaeteiru feat.Fake? -chaos self remix-